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BLが好きです。わりといい年の大人です。詳細は「ごあいさつ」記事をご覧ください。
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2012年10月14日 小雨 ジブリ美術館に行ってきた。
 もうかれこれ3年ぶりくらいだろうか、三鷹にあるジブリ美術館に行ってきました。
三鷹の駅からジブリデザインの可愛い黄色いバスに乗って、都内だけどちょっと木のおおい方面へ。ここは宮崎駿が外観、イメージを絵に起こしているとおりに緑に囲まれた、まさにジブリのアニメの中に登場しそうな美術館です。

この日はあいにくの曇り模様だったのだけれど、幸いなことにお天気が悪いからとチケットをとっていた14時よりも早めに入館させてもらえました。オープンからずいぶん経っているけれど、まだまだ来場者は多く、チケットも土日は前月10日の発売開始早々にとっておかないと無くなってしまいます。

入館すると受付のお姉さんの後ろで大きなトトロがお出迎え。実物大?なのかな?とにかく大きい。というか、丸い。

まずはゾートロープをはじめ、いろんなアニメの展示室。ゾートロープという、回転で絵が動くように見せる技術を利用したアニメーションが多かったです。アニメーターの描いた図をもとに模型を作り、それを何十個も円形に並べて回転させた立体のゾートロープはすごいです。これは実際に観ないと伝わらないだろうけど、とにかくすごい。トトロやメイやサツキが立体になって動いているのです。

2Fにあがるとマニア大喜びの制作室の再現。壁には一面のラフや資料となった写真が。魔女の宅急便のキキのラフがどれも可愛かったです。 個人的にジブリ作品で好きなのは一番がラピュタ、二番が魔女の宅急便。この頃の宮崎駿アニメのボーイミーツガールは、女の子の可愛さ、男の子の透明感がずば抜けて好きです。 魔女の宅急便は子供の頃はそこまででは無かったけれど、大人のいい年になってから観て中盤からひたすらボロ泣きしてしまいました。子供の頃はあのアニメの好きなところは魔法が使えるところだったのですが(自分も魔法使いになりたい!的な子だった)、今思うと、女の子なのに黒い服を着なきゃいけないところ、他の同年代の女の子がおしゃれをして男の子と遊んでいるのに働かなきゃいけないところ、とにかくキキが他の子供達と自分を比べて、拗ねて、開き直るところが可愛い。もちろん可愛らしいのが売りじゃなくて、他人と自分を比べて落ち込む人間臭いところを少女の思春期の悩ましい姿に例えて描いているところが、すごく好きな作品です。
ラピュタは、先日飲み会でも話したのだけど、パズーが40秒間で旅立つところが好きです。それまでの生活のすべてを、たった40秒の猶予でさっき出会った女の子のために全部捨て去る。それから滅びの呪文を唱える為の3分間。自分も相当ふわふわした頭の子供だったし今もあまり成長していないので、この単純明快さには憧れるのです。

ジブリ作品の売りのひとつでもあるうつくしい風景のモデルとそれが描かれるまでの資料がたくさん揃っていました。いつか必ず行ってみたいと個人的に思っていた、ハウルの動く城のモデルのストラスブール、魔女の宅急便のゴットランド島、紅の豚のアドリア海、異国の美しい風景と、一方では郷愁を誘う日本の田舎の風景。とにかくこの部屋に住みたいと思うような展示室でした。

特別展示「挿絵が僕らにくれたもの」展。 世界各国の物語の挿絵が展示されていました。挿絵から湧きたつような物語性、宮崎監督の原点が垣間見えるものです。昔のものなので相当小さい原画だと思うのですが、それを壁一面にまで引き延ばして、それでもなお緻密な筆致には驚きでした。印象に残ったのは、ロシアのカラー挿画家のイワン・ビリービン。最近やってたアニメの「つり球」っぽい鮮やかではっきりとした色遣いが、見ていてワクワクしました。

図書室「トライホークス」はジブリの原作や関連書籍もちょっとはありましたが、揃えているのはきっと、スタッフ達が子供に読ませたい本という印象。自分は以前に来た時に『肩甲骨は羽のなごり』という児童書を購入しました。

図書室の前には噂のねこバスがいたのですが、当然大人は乗れませんでした。ねこバスの行き先「めい」になっていましたよ。

ちょっと外に出て一休み。展示室や図書室でたくさんの色や造型を眺めた後に外に出ると、この日は雨が降っていて全体的に色の濃くなった緑が、アニメの世界のように続いていました。もののけ姫のあたりから、ジブリは自然の描き方が神がかってきていると思います。自分が最近の作品で特に好きなアリエッティは建物を覆うような緑の描き方が印象的で、葉っぱが生きているように見えました。展示室にもいくつか緑だけの画が飾られていたのですが、アリエッティの中の葉っぱはとりわけ力強く、生き生きとしているのでわかりました。
お土産屋さんのマンマユートの紙袋はかなりしっかりしていて、ちょっとの雨でも破けたりしなさそう。
長く使ってもらえるように材質をしっかりさせているのかもしれません。

それからここでしか見られないアニメーション。この日の上映作品は「パン種とタマゴ姫」 これも、広く言えばボーイミーツガールの正統なお話で、宮崎駿が原案から脚本から手掛けている”らしい”作品だなと思いました。ババア、タマゴ姫、そのお姫様を守るパン種。その追いかけっこが話の山場なのですが、パン種にくっついた林檎の中の青虫といい、青虫にびっくりしたタマゴ姫の反応といい、あまり詳しくは無いですが、宮崎駿っぽい作品でした。それより何よりババアの存在がまさに宮崎駿なのですけど。

写真は全館禁止なので撮っておりません。
みなさんの心の中に残してくださいとのことです。

これで1000円の入場料というのはすごいことだなと思いました。どうせなら、春や冬にも行ってみたいです。季節によって色や香りを変える植物がたくさんあります。中の絵や模型もそうですが、ジブリ美術館は建物すべてがジブリの美術作品の一つだと言えるのです。


最後に、一枚だけ撮ってきた屋上のロボットです(*‘ω‘ *)ノ






 
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生存戦略してきました!
マルイワンのピングドラム展示行ってきました。
写真のっけていきます。※クリックでちょっと拡大できます。


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入口。

んでんで、BDの2巻の特典にもなっていたリリィ先生の原案画。
シャープペンで描いたレアものです。
あと脚本も。
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これが外側のショーケースに並んでいて、中には物販の商品とエンドカードのパネルがバーっと並べられていて圧巻でした。
ツナギ姿の冠ちゃんかっこいい。

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最終回のこの絵は観るだけで涙腺が・・
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↑ちなみにパネルの棚の一番上にはこんなものが。

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受注生産のシルバーアクセサリーです。
3ちゃんとテディドラムのリングをサクッと予約してきました。

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ノートの一番最初にはスタッフやキャストさん達のコメントがありました。
おそらく事前に書いてあったものです。
ところどころにピンドラファンのプロの漫画家さんの書き込みがあったりして。
絶叫先生が好きなので先生の生陽鞠ちゃんもこっそり撮影(載せていいのか微妙なのでごめんなさい・・)
残念ながらリリィ先生の書き込みの前に行ったので写真は無いのです。

自分は平日の夜20時頃に行ったのですいていてスイスイ観られました。
写真もお店の方に撮影して良いかと聞いたら快くOKをいただけたので、カメコと化して撮影戦略☆(しかしほんと、ところどころにキモヲタの影が映っててごめんなさい・・)

マルイなら全国にあるんだから、いろんな地域でやればいいのになあ。
あとあと、3000円以上の買い物で抽選が出来たのですが、クレカまで作って参加した抽選で自分の当てた商品は・・



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こ の 場 面 か 。




マクロスFのイベント総括
先日、お誘いをいただいてマクロスFのイベントに行って参りました。
おそらく最後の参加になるであろう、マクロスFのイベントです。

この作品のイベントにはなんだかんだで5回程参加しました。

最初はZeppTokyoでのライブ。
まめぐちゃんもMay'nちゃんもとても可愛くてきらきらしていました。まめぐちゃんが最初の歌からいきなり泣き出してもってかれた。とにかく可愛くてきれいな声でした。
May'nちゃんがこのとき初披露した、TVでもまだオンエアされていなかったノーザンクロスのかっこよさにはシビれました。とにかくすごい!!あんな細くて小さな体で、あのステージで何ていうパワーを持った子なんだろうと感動しました。

その後は横浜パシフィコでのライブ。
カンノヨーコpresentsだけあって、歌だけのライブでした。
印象に残っているのはアイモを歌いながら映像でバルキリーを映して、手のひらにランカが乗って歌っているような演出をしていたこと。
それから二人の白と黒の対となるドレス姿。
ラストに流れた、ライブのリハーサルや練習風景のあどけない姿。

マクロスクロスオーバーライブ。
飯島真理さんとまめぐの天使の絵具デュエットにほわほわ。
FireBomberかっこいい。
飯島真理さんの語った加藤和彦さんの話。
「愛・おぼえていますか」で音楽賞をとった時、自分で作った曲は全く評価されなかったのにアニメの歌でいきなりヒットを出して、正直ふてくされていた。受賞のコメントの時に、そんなこと誰も頼んでいないのに、加藤さんは「この子は自分でも曲を作るんです」と紹介してくれた。
大人の優しさってそういうことなんだなと思いました。
加藤氏はライブの前日に亡くなっていました。飯島さんは1日目のステージの後にそのことを伝えられたそうです。
2日目の『愛・おぼえていますか』の会場での大合唱は忘れられない。

一昨年の夏の横浜パシフィコでの娘フェス。
会場で、バジュラから逃げる時の声のアフレコをやりました。

そして今回の娘フェス。
最後のサヨナラノツバサで、久々に泣いて歌えなくなったまめぐ。
やっぱり、シェリルはアーティストでランカはアイドルだったなと思いました。
まめぐの最後の挨拶の言葉。
ランカちゃんは私の人生の宝物です。
ランカに恥じないような、ランカのような人間になれるよう頑張ります。


二人の女の子がせいいっぱい歌って生きている姿をこの4年間ほど追いかけてきた気がします。
アニメ作品から派生したイベントではあったけれど、このあともずっと二人を応援していきたいと思いました。

 
あと、チケットがすごくかわいかった。

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『輪るピングドラム』最終回オールナイトイベント
第一話からハマりっぱなしの「輪るピングドラム」最終話上映オールナイトイベントに行ってきました~。
ちょこちょことTwitter(tantei_drum)で感想をあげたのだけど、2日経ってだいぶ落ち着いた頭で当日の様子を書き記してみます。
詳細なレポは、

翻訳こんにゃくお味噌味(仮) さん
http://animeng.blog5.fc2.com/blog-entry-732.html

のブログなどで書かれているので、自分はその時の会場の雰囲気などを交えた主観を。


まず入って客層が、男性女性バラバラだなあという印象でした。自分は紆余曲折あって2階の最前列から1階の前方真ん中らへんに着席(実質4列目かな)
まわりにはぬいぐるみを持った人やペンギン帽をかぶった人がたくさん!
後に池田Pも聞いていたけど、市販もあれば手作りの方が結構いました。みんな作りたくなっちゃうのだねあの形。

トークコーナー①

木村昴さん、木村良平さん、三宅さん、監督の4名がそれぞれペンギン(三宅さんはエスメラルダ)を持って登場。
監督は金メッシュに茶色のボア付ジャンパー、赤いハイネックセーター、縞模様のパンツ、先のとがった革靴(さながらダディーズ・シューズ)で相変わらずスタイリッシュ。
木村昴さんのオレンジのパーカーがどこかのガキ大将を彷彿とさせたよ。みんな仲良しだったよ。監督は体調不良でもうろうとしていたよ。
キャスト陣で毎回、今後の展開を予想して監督に話していたのだけど「どうかな~」とか「それいいね!」とか、ずっとはぐらかされていたそうです。イベント中ももうろうとしていたのかはぐらかしていたのか、結局物語の謎の核心に迫るようなことは避けて回答していました。
好きなキャラクターについて聞かれた際には、木村良平さんが「真砂子」即答でした。
好きな場面では、木村昴さん第5話を挙げるも「苹果がゆりに襲われる回が一番好きだっつってた」と良平さんにバラされ、「嘘付きました。苹果がゆりに襲われる回と蓮雀さんのシーンが好きです」とのこと。
なんというか、キャストみんなキャラクターに似てるけど昴さんは女好きキャラなのね。冠葉らしく。
遅れて荒川さん登場。
すっごく可愛い。例の陽毬ドレスでさんちゃんをかかえての登場でした。
「今、皆さんに好きなキャラクターをお聞きしていたんですよ」と池田Pに説明を受けるとすかさず「(良平さんに向かって)真砂子でしょ」と言ってました。鋭い。というか、陽毬の可愛いふんわりした雰囲気と聡い雰囲気が融合したたたずまいが荒川さん本人にもあってね。本当に陽毬ちゃんだなあと思いました。
逆に監督に「キャストからキャラが影響を受けたところは?」との質問があったのですが、これに対しては監督「無い」と断言していました。
イベントで見た印象なのだけど、全員ほんとうにぴったりだったので、これは監督の中のキャラクター像がかなり作られていて、キャストを選ぶ段階ではもうそれが揺らがなかったのか。たいがいをのらりくらりと回答していた監督がそこだけ言いきったので気になりました。
ただ、その後のペンギンの声の話で「キャラクターは声優が声をあてることで成立する」ということをおっしゃっていたので、どうだったのかな。
たとえば昴さんが調子の良いことを言ったら良平さんがそれに突っ込んで、荒川さんが笑いながらとどめをさす、みたいな。そういう関係のように見受けられました。
木村良平さんは仕事があるのでここで退出。
会場から捌ける際に客席から「ジャイアーン」と掛け声がかかって、昴さんは「しーっ」ってやってました。

セレクション上映

選ばれた回は、
1st STATION「運命のベルが鳴る」
12nd STATION「僕たちを巡る輪」
18th STATION「だから私のためにいてほしい」
20th STATION「選んでくれてありがとう」
22nd STATION「美しい棺」
23rd STATION「運命の至る場所」

客席の反応は18話、20話が読み上げられた時に大きかったです。上記トークコーナーで散々話題になった16話は浮くのでカット。
自分、ピングドラムは13話あたりから全部観るたびに泣いてしまっていたのですが、自分の席のまわりが女性が多かったせいもあってやはり泣いてる方多くて。特に18話の陽毬ちゃんが落ちそうになるあたりからはすすり泣きも聞こえてきました。
別にキャラクターが死ぬとか明確に”泣かせる”場面ではないと思うんだけど、音楽と演出が劇場の効果でよりいっそううつくしくて(テレビ放映時と全く同じだけど)改めて、このクオリティのものが2クールテレビで流れたすごさを感じました。
監督も何度も言ってたけど、ひとえにスタッフ全員の意識の力だなと。
林明美さんもブログ(http://blog.livedoor.jp/replica01/)に書かれていたけど、20話のマンションの美術とか、走ってる晶馬とかね、観るだけでグッとくる。それを大画面で観られたのは本当に至福でした。

トークコーナー②

上記6話のあとに再びトークコーナー。
苹果ちゃん役の三宅さんの苹果ちゃんっぷりがよく伝わってきましたよ。晶馬が陽毬の運命の人だったとわかった回の台本を貰った時、ショックで熱を出した&木村昴さんと慰めあったそうです。三宅さんはほんとに苹果ちゃん好きすぎでした。
木村昴さんが翌日も舞台があるのでここで退出。

最終回上映

テレビ放映と尺を合わせるためCMも(キングレコード限定だけど)同じように入っており、Aパートラストで息をのんだところ…か~ら~の~「ピングウェーブ」…か~ら~の~「きっと何者にもなれない吉田」
ここの会場のズコーって雰囲気は筆舌にしがたいです。
まあ初見でぶっつづけでBパートに入られるとそれはそれで苦しかったし、一呼吸つけて良かったのかな。
ちなみに眞悧先生の「まじで?」にも笑いが起きていました。
あとは怒涛、怒涛の展開で。
終わる頃にはやはり場内号泣。
個人的にはあのラスト、すごく良かったと思います。
出来ることなら兄妹3人で朝ごはんを食べてるラストシーンを観たかったけど、そうなるときっとそこで「終わり」だったんですよね。
自分が創作の物語の出来の良し悪しについてひとつ思うのは、その話の中に成長があったかどうかってところです。話には流れがあり、キャラクターがそれに流されたり逆らったりして、最後、少しだけ成長できていればいいなと。
記憶は無くなったし高倉家の様子も冠葉と晶馬の愛が溢れた可愛いものでは無くなったけど、それぞれの王子様に守られた2人のヒロインは、記憶を無くす前よりも成長していると思います。きっと、元の生活に戻ることでは出来なかった成長です。
それにいつか全く違った形で4人がめぐり会う運命かもしれないと期待できるラストだったし。
ぶっちゃけ23話の時点でTwitterに書いた予想とか検討違いも甚だしくて噴飯物なのですが、終わってみるとこうなって本当によかったです。

トークコーナー③

最終回が終わってぐずぐずした雰囲気の中に登場した池田P「木村兄弟が運命を乗り換えたんですが~」とナイスなコメント。
そしてピングウェーブで会場が微妙な雰囲気になったことを察したのか「作った時は面白いと思ったんだけどな~」と後悔気味でした。
ここで再度トークコーナーですが、木村兄弟にかわって美術の辻田邦夫さんが登場。なんだか職人という雰囲気の方でした。
最終回、荒川さんと三宅さんはアフレコはもちろん終わっていたけど初見だったそうで、木村昴(三宅さんは「バルス」って呼んでた!)さんと楽屋で3人で手をつないで観ていたそうです。
荒川さんも三宅さんも泣いたあとがあり、目が赤い。

最終回付近はスケジュールがカツカツで、池田Pが出来上がったフィルムを持ってそのまま大阪出張してMBSに納品して来なきゃいけないくらいカツカツだったそうな。
間に合わなかったら監督が謝るVを放映するつもりだったらしいです(;゚ー゚) 絶対運命黙示録的な??
あと、監督はここで両親の話をしていました。まず「母親とは確執ないです」って。Wikipediaドコ情報よー?それドコ情報よー?
で、父親については、
「若い頃に亡くなったので自分はもう父親の年を越している。父親は自分の中では完璧な超人で、完璧なまま突然いなくなってしまった。10代の頃は、夢でもいいから父親に会って何かを自分に言ってほしかった。父親以外の大人の男はみんな敵だと思っていた。父親が死んだ意味を考えるようになって、”死”には意味なんてないけど、生き残った者が意味を作らなければいけないんだと気付いた」
と。そういう想いも作品には入っているそうです。
キャストから監督への質問コーナーで荒川さんから、
「ペンギンって何だったんですか?」
という核心に迫る質問が。
これについては、「子供の頃オバケの×(ペケ)太郎が大好きで、ご飯おかわりしかしないキャラだけど一緒に暮らしたかった」とおっしゃっていて、自分としては腑に落ちました。
そういえばウテナのチュチュもなんでいたのかよくわからないキャラだった。

最後の一人ずつのコメントでは荒川さんが泣いて言葉に詰まったのを、三宅さんが隣に寄り添って手をつないであげていました。
監督は「メインが新人ばかりで、選んだのは自分だけどどうしようかと思った」とおっしゃっていたのだけど、こういうときの様子を見ると選ばれた意味がよくわかりました。
手をつないでいる荒川さんと三宅さんは、たしかに陽毬と苹果の魂に見えました。

ラスト、舞台から捌けようとする出演者陣に、関係者(後ろで立ち見しているのスタッフの方々だったようなのですが、すごい大勢いました)から「ちょっと待ってください」とコール。

「早く次の作品を作ってください」

ファンだけじゃなくスタッフにも愛されてる監督なんだなと思いました。
辻田さんも「また12年後だったら還暦になっちまうから早くしてくれ」と。

再度最終話を上映して〆
ふわふわした気持ちのまま帰宅して、Twitterにとぼとぼつぶやいて寝落ちしました。
自慢じゃないけど、あの会場にいた中で誰よりも早く家に着いて布団に入ったと思う。たしか5時5分にイベントが終わって、5時27分にはパジャマ着て顔洗って布団に入ってた!
けど当然寝つけず、ずっとこの半年のことを考えていました。
ウテナがすごく好きで最終話ももう何度も観た。
それが12年経って、自分もだいぶ年をとって、アニメもものすごく進化して文字でストーリー説明とかBGオンリーとか毎回監督が変わるとか、とにかくいろんなアニメが作られて、さらに今年震災があってフィクションじゃ越えられないノンフィクションが生まれてしまった。
それが今この瞬間に、アニメと言う娯楽の中で、シンプルにただ一つ「愛」というメッセージを伝えてくれた。
何かが全てに繋がっている。それぞれの壁を壊すことはできなくても、壁の中からだって愛は届けられる。
娯楽作品の最高の結末って、印象に残った台詞でも場面でも、受け取った側が受け取った物を誰かにあげられることだと思う。
自分も自分のピングドラムを誰かに分けたいと思ったよ。
腐ベントサーキット 池袋ルミネHMV
個人的な思い出ですが、このお店には建物名がメトロポリタンプラザの頃に「勝つんだ!」発売日当日に買いに行って発見できなかった苦い思い出があります。
今回は「同じ時代に生まれた若者たち」発売記念イベント開催とか!
歌や踊りの無い、トークと握手会とポラロイド撮影会だけのイベントでしたが、トークだけでもみんなの魅力が十分に伝わってきましたよ。

まず、ビルの関係者区域から普通にご入店して登場。
もーみんな現れた瞬間からかわいい&かっこいい!
おなじみのラインのバシッと入った制服姿です。蓮次君だけはシャツ(ボタン2つはずしてネクタイも緩めてセクシーな感じ)でジャケットは片手に持っていましたけどね。
初めて見る子だった光黄君ですが、ちょっとミステリアスで物憂げな感じが可愛い!でした。まだライブでは見たことがないのでいつか行ける日を夢見つつ。
基本的には虎次郎が司会で、事前にTwitterで募っていた質問に応えていくと言うもの。

①「男っぽい女と女らしい女、どちらが好みですか?」
これには桃君以外全員が「男っぽい女」に挙手。たぶん「女らしい女」に相当いやなイメージがあったのではないかと・・
で、桃君ですが「どっちも選べないよ!」とのこと。他のメンバーや会場から不満そうな声があがるも、蓮次君「ランカかシェリルかってことでしょ?」と不思議に納得できるフォローw

②「セーラー服とブレザーどちらが好きですか?」
最前列にセーラー服の女の子がいたらしく、「これは男の優しさが試されるな」と蓮次。
言ったそばから、蓮次以外全員がやさしくセーラー服派でした。ブレザーの着崩した感じが良いらしいです。。

③「過去と未来、全員で行くとしたらどの時代に行きたいか?」
これは未来派と過去派割れていたなー。曜介君は未来に行って勝ち馬当てたいそうです。現 実 的。
光黄君はやっぱり過去・エジプト。
桃君は江戸時代に行ってみんなで新撰組がやりたいとか。私はむしろ、新撰組コスのみんなが見たい。
”全員で”というお題なのに全然まとまりませんでしたとさ!

④「好きなおでんの具は?」
立ち位置右側から順番に、曜介→もち巾着、虎次郎→しらたき、光黄→大根、浦正→がんもどき、狂平→ウィンナー巻、蓮次→昆布、桃太郎→大根
狂平君の「ウィンナー巻」になぜか笑いが起こりました。
そこから変わったおでんの具の話に発展し、狂平君が練り物にホワイトチョコの入ったタネを見たとか何とか。

⑤「今回のPVの見どころは?」
メイキングのネタ含みでいろんな裏話があったんだけど、とりあえず、PV映像に入っている駅名を要チェックだそうです!
あと、スポットでも冒頭に使われているテレビ壊すところは桃君のお気に入り。
間奏の際にスタンドマイクでスイッチキックをやる振付が浦正君はお気に入りだそうで、撮影もしたのだけどPV本編にもメイキングにも使われていないので、ぜひライブでチェックしてね☆とのことです。
それからこのPV撮影付近から謎の浦正デレ期が来たそうで、部長が隣じゃないと拗ねたりするらしいです。
PV撮影の顔に泥をつけて歌う場面の泥は部長がそれぞれに塗ったそうなのですが、浦正は遅れてきたのでメイクさんに塗られたそうで。「部長に塗ってほしかったー」とか。デレ!

久々の腐男塾のみんなは相変わらずイケメンでナイスガイでした。
来ているお客さんの質も良くて、場所がほんとにただの店内に1段高いステージがあるだけだったので、着いた時には(全然見えそうにない)と思ったのに、始まった途端お店の人の誘導もなく前列の方が座って後ろの人達も見やすいように気遣ってくれて。
お客さんまでみんなの男らしさをもらってイケメンになってる!
と感動しました。
他の会場も(できれば歌のあるとこ)追いかけたいって思ったくらい、30分間のトーク楽しかったです。
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