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BLが好きです。わりといい年の大人です。詳細は「ごあいさつ」記事をご覧ください。
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kikkaレーベル 「46番目の密室」
何度も聴き返したくなる作品。
原作を読んだのはもはや10年くらい前だったので話も全然覚えておらず、「密室モノのミステリが得意な作家の46作目=46番目の密室」と「エッ そこでこのオチ!?」という印象しかなかったので、新鮮な気持ちで聴けました。

鈴村さんのアリスはキャストが発表された時からぴったりだなあとぼんやり思っていました。聴いてみて、たしかに合ってる。
神 谷さんの火村は、まあたしかにイメージ違った。けど、聴いているとこの火村もアリなんじゃないかと。私が火村先生に対してあまり思い入れが無かったからか なあ・・トーク中に神谷さんがしょんぼりしているのを聴いて「ソンナコトナイヨー!」と全力で肯定してあげたかった。がんばってるのがわかっちゃうような 低音だけど、オーディオドラマ単体として聴いたら他のキャストとの声の対比も良いし、クセのあるけだるい感じが良かったと思うの。むしろ声質的には合ってる鈴村さんの関西弁のほうが無いわーだった。いや、鈴村さんすごい良かったんだけど!
鈴村さんはモノローグがすごく多いしセリフも多いし、関西弁だし、大変だったろうなあ。それにしてモノローグ、ちょっとくどすぎやしないかしら。SEでちゃんとどういう状況かわかるのにわざわざモノローグで説明しなくても。BLじゃないから恥ずかしくなかったけど。

他のキャストさんたちは全体的に、おっさん声。
似たようなおっさん声でもやっぱり人気のある人達なのでちゃんとそれぞれがわかるのね。しかし中井さんがはげのデブキャラおっさん声なのは・・何のトラップなの・・?誰得・・?
杉田さんは40代のおっさん声でした。本編での出番が少ない割にトークCDにはしっかり出てました。

あ、キャストトークは絶対に本編の後に聴いた方が良いです。
「まさか自分の役が犯人だとは思わなかった」と犯人役の人が普通に言い出すから気をつけてください。途中までアリス=リスナーの視点でミスリードを誘ってるのもこの作品の味なので、犯人がわかってて本編を聴くと楽しさ1/3くらいになってしまいます。

哀愁のあるBGMもよかったなあ。火サスっぽい感じで。
お そらく文章で読んでいたら引っかからなかったであろう何気ないやりとりも、後から「ひょっとしてこういう意味があったんじゃ?」と思わされるように印象に 残りました。オーディオドラマの強みです。あと、火村とアリスのやりとりって普通すぎて逆に興奮するんですが、その辺がちゃんと原作とおりの雰囲気でニヤ ニヤ。
ノベルス1冊の分量の作品をここまですっきりとCD1枚分にまとめあげたというのも何気にすごいです。たくさんはしょったりしているはずなのに、聴いていて違和感無かったです。

神谷さんの折れた心が直ったら、他の作品も音声化していってくれると良いなと思います。
ただ本編1枚に対して30分近くあるトークCDが2枚はサービスしすぎじゃないですかね。声ヲタ仕様なのが逆にもったいない。
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