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BLが好きです。わりといい年の大人です。詳細は「ごあいさつ」記事をご覧ください。
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13年目のアドゥレセンス黙示録感想文
13年前、自分は高校生だった。
進路は決まっていなかったけれど焦りもなく、アニメと漫画をみてすごしていた。
この年に参加した一番のイベントは、ウテナとアキハバラ電脳組の劇場版公開記念トークイベント。主要キャストが全国を回るということで、自分は当選はがきをにぎりしめて大通公園沿いの長い道を歩き(高校生なので交通費が惜しかった)、初めて見る生の声優さんにどきどきした。イベントがはじまる前にはずっと会場に奥井雅美の「時に愛は」が流れていた。
今回の爆音映画祭でも上映開始前に「時に愛は」が流れていたので、すこしその当時のことを思い出した。
 
アニメや漫画を見るときにはラストによって作品の印象が変わる。
そういう意味ではTV版の最終回には大満足だった。ラストシーンで学園を出て行こうとするアンシーの「今度は私が見つけるからね、ウテナ」という台詞からくるカタルシスが大好きだった。アンシーの旅立ちの衣装もスーツケースも可愛かったし文句のつけようも無いアニメだと思った。
それと比べて、当時劇場版には2つの納得のいかない点があった。けれど13年経ってみるとその部分に納得のいかなかったことが、あれ、自分はちゃんと女の子だったんだなと意外で、今回の感想を書くに至る。

①桐生冬芽の過去
まず劇場版とTV版で大幅に変わっていたのが、冬芽の過去。叔父にキャベツ畑で云々の場面。これは映画を観る前に何かのアニメ雑誌で大きく取り上げられていた、映画のキーポイントになる部分だったように記憶している。過激だからとり上げられていただけかもしれないけど。自分はこの「冬芽の過去」がすごく安直でいやだった。別に冬芽かっこいー☆と熱をあげていたわけではなかったけれど、もっと絶対的な王子様のようなイメージを壊さないでほしかったというのもある。過去に性的虐待を受けていたなんてエピソードは不愉快だとも思っていた。
私はすこし潔癖だった。子供時代の虐待のエピソードは現在の冬芽に繋がらなければ意味が無いと思っていた。あれは枝織を表現するための場面のではないか。キャベツには虫が寄らないための毒性があって、普通の虫は食べられない。モンシロチョウの幼虫だけがキャベツを食べられる。枝織だけが冬芽に触れられる。別に叔父が不潔でもやらしい顔しててもそこは問題では無かったのだなと。

②車になること
ラスト、ウテナは車になってアンシーを外の世界へ連れ出す。TV版でもウテナはアンシーを学園の外へ出すことに成功したけれど、それよりももっと自分が主体となってアンシーを外へ連れていく。頭ではわかったのだけど、なんでカーチェイスにしたし?決闘シーンもっと観たかったなあというのが13年前の感想。
これはストーリー的に云々の話ではないけれど、「TV版と同じものを作りたくなかった」「カーチェイスの場面をやりたかった」のではないかと、アニメを自分のアイデンティティにして息巻いていた頃よりも冷静な大人になって思う。学園の中の話だから、暁生の車しか出てこないし、もっと車を描きたかったのだろう。今もだけれど車にはあまり興味が無くてその辺の”男の子の気持ち”ってやつを高校生の自分は全くわかっていなかった。

上映後、監督がサプライズ登壇して言った「川上とも子の声を劇場で聴けるってのも良かった」という言葉が自分にはすごくうれしいことだった。とも子さんが亡くなってから1年とちょっと。直接の知り合いでは無いけど、自分にとってはかけがえの無い声優だったのでいまだに信じられない。
今回の劇場は音がとても良い場所だったので、ウテナとアンシーのやりとりのちょっとした息遣いなんかもしっかり聴けたのでよかった。

少女革命ウテナを最初に観たのは中学生の頃で、高校生の頃に映画を観て、そして社会人になった。社会人になって2年目か3年目の頃に久しぶりに奥井雅美のアルバムを発見して「輪舞-revolution-」を聴いた時、あまりに理想の自分とかけ離れてしまった今の自分に泣いたことがある。この曲は作るときに「世界を変える」「裸になる」をキーワードとして使うよう発注されたのだそう。他にもきっと女の子同士の友情や大人への反抗の要素を加える資料があったと想像している。この歌はそのままウテナの勇壮さを感じる歌だ。私はウテナのようなかっこいい女の子になりたかった。その憧れを思い出して一晩中泣いた。

この映画はadolescence(思春期)と題名にあるように、思春期の終わりと旅立ちの映画だったと思う。
監督はインタビューで「思春期特有の思い込み」を描くと言っていた。いつも世の中は二者択一で、どちらかを選ぶことはどちらかを捨てることでもある。そんなことはなく、実際には世の中の大人はキープばかりしている。どちらかを選んで手前に置いて後ろにはまた取り出せるようもう一つを置いている。別の選択肢が出たら手前と比べて、そちらの方が良かったら手前のを少し下げて新しいものを引き寄せる。そうやって生きている。
13年前の自分にはその余裕が全く無かったのだと気づかされた。
気づかないまま、私はウテナになるチャンスも捨ててきたのだ。

せめて、鍵の無い車にならないようにしなければ。
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無題


無題
(」・ω・)」えのしま!(/・ω・)/どーん!

御無沙汰しておりました。
北海道に帰ったりすぱこみに行ったりしておりました。



ノイタミナショップで海を見ながらしらすカレー。
いつかまた本物の江の島に行きたいな。



25歳高校生のコースターもゲット。

で、北海道で食べたものなど。



だいすきなお店、札幌の西9丁目にある、「ぢどり倶楽部」です。

あと甘いもの。はじめてのスナッフルス。





子供の頃からお世話になっているお寿司屋さん。
石狩の賢鮨。





生存戦略してきました!
マルイワンのピングドラム展示行ってきました。
写真のっけていきます。※クリックでちょっと拡大できます。


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入口。

んでんで、BDの2巻の特典にもなっていたリリィ先生の原案画。
シャープペンで描いたレアものです。
あと脚本も。
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これが外側のショーケースに並んでいて、中には物販の商品とエンドカードのパネルがバーっと並べられていて圧巻でした。
ツナギ姿の冠ちゃんかっこいい。

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最終回のこの絵は観るだけで涙腺が・・
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↑ちなみにパネルの棚の一番上にはこんなものが。

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受注生産のシルバーアクセサリーです。
3ちゃんとテディドラムのリングをサクッと予約してきました。

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ノートの一番最初にはスタッフやキャストさん達のコメントがありました。
おそらく事前に書いてあったものです。
ところどころにピンドラファンのプロの漫画家さんの書き込みがあったりして。
絶叫先生が好きなので先生の生陽鞠ちゃんもこっそり撮影(載せていいのか微妙なのでごめんなさい・・)
残念ながらリリィ先生の書き込みの前に行ったので写真は無いのです。

自分は平日の夜20時頃に行ったのですいていてスイスイ観られました。
写真もお店の方に撮影して良いかと聞いたら快くOKをいただけたので、カメコと化して撮影戦略☆(しかしほんと、ところどころにキモヲタの影が映っててごめんなさい・・)

マルイなら全国にあるんだから、いろんな地域でやればいいのになあ。
あとあと、3000円以上の買い物で抽選が出来たのですが、クレカまで作って参加した抽選で自分の当てた商品は・・



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こ の 場 面 か 。




マクロスFのイベント総括
先日、お誘いをいただいてマクロスFのイベントに行って参りました。
おそらく最後の参加になるであろう、マクロスFのイベントです。

この作品のイベントにはなんだかんだで5回程参加しました。

最初はZeppTokyoでのライブ。
まめぐちゃんもMay'nちゃんもとても可愛くてきらきらしていました。まめぐちゃんが最初の歌からいきなり泣き出してもってかれた。とにかく可愛くてきれいな声でした。
May'nちゃんがこのとき初披露した、TVでもまだオンエアされていなかったノーザンクロスのかっこよさにはシビれました。とにかくすごい!!あんな細くて小さな体で、あのステージで何ていうパワーを持った子なんだろうと感動しました。

その後は横浜パシフィコでのライブ。
カンノヨーコpresentsだけあって、歌だけのライブでした。
印象に残っているのはアイモを歌いながら映像でバルキリーを映して、手のひらにランカが乗って歌っているような演出をしていたこと。
それから二人の白と黒の対となるドレス姿。
ラストに流れた、ライブのリハーサルや練習風景のあどけない姿。

マクロスクロスオーバーライブ。
飯島真理さんとまめぐの天使の絵具デュエットにほわほわ。
FireBomberかっこいい。
飯島真理さんの語った加藤和彦さんの話。
「愛・おぼえていますか」で音楽賞をとった時、自分で作った曲は全く評価されなかったのにアニメの歌でいきなりヒットを出して、正直ふてくされていた。受賞のコメントの時に、そんなこと誰も頼んでいないのに、加藤さんは「この子は自分でも曲を作るんです」と紹介してくれた。
大人の優しさってそういうことなんだなと思いました。
加藤氏はライブの前日に亡くなっていました。飯島さんは1日目のステージの後にそのことを伝えられたそうです。
2日目の『愛・おぼえていますか』の会場での大合唱は忘れられない。

一昨年の夏の横浜パシフィコでの娘フェス。
会場で、バジュラから逃げる時の声のアフレコをやりました。

そして今回の娘フェス。
最後のサヨナラノツバサで、久々に泣いて歌えなくなったまめぐ。
やっぱり、シェリルはアーティストでランカはアイドルだったなと思いました。
まめぐの最後の挨拶の言葉。
ランカちゃんは私の人生の宝物です。
ランカに恥じないような、ランカのような人間になれるよう頑張ります。


二人の女の子がせいいっぱい歌って生きている姿をこの4年間ほど追いかけてきた気がします。
アニメ作品から派生したイベントではあったけれど、このあともずっと二人を応援していきたいと思いました。

 
あと、チケットがすごくかわいかった。

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